貸主VS借主 裁判を三つ

| コメント(2) | トラックバック(0)
貸主VS借主 で興味深い裁判が三つあります。

①新聞で大きく取り上げられた2009年7月23 京都地裁 更新料無効判決 
判決文はまだ読んでませんが、朝日新聞は今日の社説でも取り上げてました。
 キャンペーン張ってますね(苦笑)

 貸主側から見ると、借主の行動は、更新料に異議があったにしても疑問を感じます。一人前のオトナとしてどうなんだろう。
 詳しくはまたあとで。

②2008年1月30日 京都地裁 更新料無効判決 の控訴審

結審したそうで、判決の言い渡しが、大阪高裁で8月27日にあります。
要注目。結果がどちらであっても各新聞には、上の更新料無効判決と同じぐらいの大きさで取り上げていただきたいものです。。


③2009年6月19日 大阪高裁 敷引有効判決

新聞でも「敷金問題研究会」でも華麗にスルーされてます(苦笑)。
ちなみに「賃貸住宅新聞」ではトップ記事でした。
今まで無効判決の多かった敷引ですが、高裁・控訴審での有効判決。
とはいえ、従来タイプの敷引とは少々異なりますし、通常損耗分を敷引として控除している、という契約です。
詳細にはなかなか含蓄がありますので、これもまた後日詳しく紹介します。
貸主・業者は見出しだけでぬか喜びしちゃいけませんよ。


しばらく法務系の記事からは遠ざかっていましたが、「大家さんのひとりごと」はどちらの立場もできるだけ詳しく紹介することをモットーとしております。

同業者として激しく疑問に思う問題貸主もいれば、消費者保護に甘えて自分の責任を放棄する鉄鎚ものの借主もいます。

私の立場は貸主ってのは変わりませんが、このあたりを、各事例を詳しく紹介することで貸し借り双方の責任がはっきりすると思うからです。

借主側サイトや新聞には一方的な情報しかありませんし、きちんと論証する気がないな、というのは判決当日と今日の朝日の記事を見てよくわかったので、
微力ながら論証の手助けとなる情報をできるかぎり公開し、その上で私の意見はその情報とは別個に書いていきたいと思います。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.o-yasan.jp/mt/mt-tb.cgi/1284

コメント(2)

7/23の裁判は更新料を無効としたものですね。私も、非常に興味あるので、詳しいお話を楽しみにしております。1/30の件は、上記を検索して掛かってきました。場所が同じなので、同じ事件かとも思いましたが、違うのですね。 新聞記事の困るのは、事件番号を出してくれない点です。(単に、私がモノグサなのですが:笑)3件目は、敷き引きは関係ないとスルーしていたのですが、関西地区では重要な事件ですね。いづれも、お話をお待ちしております。暑さ厳しい毎日、お元気でお過ごし下さい。

外資社員さん更新料無効のはちょっとびっくりしました。借家業だけでなく借地業も大騒ぎになりそうです。敷引はおっしゃるとおりこちらでは重要です。今回の敷引特約は敷引金を「通常損耗分として」充当する内容だそうで。それも控訴審・高裁での判決なので興味深いところです。梅雨が明けないまま8月になってしまいました。お中元は私の中では梅雨明けからお盆までの間にするものなのですが、今年はそうも言ってられません。篤いとはいえ、しのぎやすい今年。ひょっとして冷夏かも? と思ったりもしています。

コメントする

管理人

ヨメに来たら賃貸住宅のお世話がくっついてきた! 大家の立場で賃貸裏話を発信中!

最近のコメント

Photo

  • 2011 04 30_0016.JPG
  • xy3qi.jpg
  • 80tqm.jpg
  • 67806296.jpg
  • ua1wv.jpg
  • driwf.jpg
  • 2010 10 10_9697.jpg
  • _S8O0642.jpg
  • 2010 10 10_9694.jpg
  • _S8O0096.jpg

このブログ記事について

このページは、が2009年7月26日 10:05に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「築30年! あべの物件見学記」です。

次のブログ記事は「見られる立場の見学会」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。