2009年1月アーカイブ

申告資料をやっと税理士に出せたので、戻ってきました。

さて、そういうわけで古い話題で恐縮です。

1/23の朝日新聞。NPO運営の母子家庭向け共同住宅の話が載っていた。
敷金・保証人なしで入れる住宅。運営者の経営難で閉じられるという話。

「だが入居者数は低迷」

そりゃそうだろう。いくら敷金・保証人なしでも、

「風呂・キッチン・トイレ共同。占有面積は4畳半、家賃¥45000、共益費¥15000」

って高いのでは。
ちなみに問題なく二人入居できると思われる、2K.3Kの間取りの物件の、記事にある千葉県柏市で検索してみると、2万円台からある。
もし、この「風呂・キッチン・トイレ共同。占有面積は4畳半、家賃¥45000」という条件が、この建物を一棟借した賃料原価から設定したなら、相場を見ずに行った失敗というほかない。


閉鎖にともなって東京に引っ越した人が、

「今はワンルームマンションで家賃10万円」

いかにも負担が増えたように書いているが……??

大真面目に書いているとすれば、記者は認識不足と思う。

お部屋探しを急いだせいか、そういう物件に誘導されたのか、初めから「風呂・キッチン・トイレ共同。占有面積は4畳半」な物件がないと思いこんだのか。
東京のどこにも件の共同住宅のような低廉物件がないとは思えないのだが……。
ちなみに東京の検索結果では、2K.3Kの間取りの物件が、4万円前後からあった。


ここで彼女らの問題になるのは家賃そのものよりも、「敷金。保証人なし」のほう。現況ではそうした物件は見つけにくいだろう。
でも、保証会社という仕組みが出てきて、ずいぶん貸し主側も受け入れやすくなった。ダメ元でも交渉してみる価値はある。(普通に敷金・保証人ありの場合よりもやや負担が重くなるのは仕方ないが)
追い出し屋の問題はあるにしても、システムそのものは有用なものだと思う。

政府系の高齢者住宅財団も、高齢者以外も対象になる保証業務をやっている。民間業者だと心配な方は、コレの使える物件を探すのもいいと思う。
ただ、コレ。政府系だけあって、使い勝手がすごーーーく悪いのであまり普及していない(苦笑)。


ついでに言うと、生協とかNPOとかいう肩書きが運営者についていると、良心的であるように思えるものだ。
が、これは幻想であると私は思う。
「生協」とか「ナントカNPO」という単なる一つのブランドで、民間業者のブランドと変わりない。
事実うちの近所の、そういう系統の団体が運営している賃貸物件は、近隣同等物件に比べてはっきりと割高であるし、その団体サマは他の運営者をさも悪徳業者のように言ったりもしている(悪口を言わない、というのはモラルの一つであると思う)。
一方、その団体ならではのサービスもあるので、入居者がそこに価値を認めて割高な賃料を払うのであれば、まったく正しいと思うし、宣伝戦略も含めて見習わなくちゃ、と思う。
うちの家のすぐ近所に、「締め出された!」のモデルになった長屋建ての物件があります。

昨日、私のボスであるところの姑が、ぷりぷりしながら帰ってきて曰く、

「今住んではる人はみんなだらしない!」

実はこの物件には駐輪スペースがなく、みなさんしかたなく道に自転車置いてます。
植栽をつぶして駐輪スペースをつくったものかどうか悩んでいるところなのです。
道に置くのはほめられたことではありませんが、ほかにどうしようもないので、節度を持って置いてはる限り、あまり強くのいえません。

そのことかと思いきや、ボスは

「玄関の横にゴミなんか置いて!」

え? でもゴミ袋置きっぱなしの人なんて、いないと思いますけど……。

「ゴミ袋はさすがにあらへんわな、ペールよ、ペール! 前の人たちはそんなことあらへんかった! あぁもうどんどん質が悪ぅなる。あんなことするなんて情けない」

いや、でも、確かに見た目よくないし、気持ちはわかりますが、玄関横にペール置くのはよくあることでは……。
しっかりと覚えてるわけじゃありませんが、前の人も置いてはったような……

「もうえぇ!」

……怒られてしまいました(^^;)

ボスはこういうふうに怒っていても、入居者さんのところに怒鳴りこむような人ではありません。
むしろ私にぐちぐち言うわりに、当の本人には言わなさすぎて困るぐらい。

で、私もとりあえず確認に行きました。

行くまでの道中、ペールを玄関横に置いている家も何軒かあるので、比べてみたのですが、なるほど、ボスの言わんとするところはわかります。

問題はペールの存在じゃない。
「置き方」
です。
入居者さんもゴミペールなのでそこは気をつかって、掃除もきちんとしてはる。
ただ、そのペールや掃除道具が、あっちゃ向いたりこっちゃ向いたり傾いたりで、整然としていない。それで、汚くだらしなく見えるのです。
長屋建てとはいえ共同住宅なので、この状態はボスの言うとおり、望ましいものではありません。

うーむ、しかしこれは、どうお願いしたものか……。
普通の共用廊下なら、こっちで整頓すればいいのですが、長屋建ての玄関前だしな……。


そういえば娘時代、親に片づけろと言われて、棚の上にもの積んだら叱られました。

「え〜、だってお母さんかて積んではるやん」

と、反論しますと、

「積むなら、きちんと揃えて積まなあかん」

そう言って、私が積んだもののズレをきちっと母が直したとたん、見違える美しさに……。

ちなみに今のボスは、きちっと揃えるのはとても苦手な人で、本人もその自覚がありますから、他人様から見えるような場所には一切何も置こうとしません。
それで、うちの玄関の傘立てからはいつも傘が消える……。傘がいっぱいささってる状態が乱雑に見えて許せないらしい。
本家サイト「大家さんのひとりごと」を更新しました。

道路に悩まされたアパート建設(2)

またもや「続く」です。

だって確定申告の準備が!

とかなんとか言う割に、この一か月で

耐熱レンガじゃあるまいし
鏡と剣の巫女
できるときにできることを全力で
無料です

と、写真をアップしてたりなんかして逃避しております。

今回の記事で「続く」
になった道路付の問題ですが、実はこの問題の本質は道路付ではないのです。。。。。

roadmap.gif

「これが建設予定地の道路付けの概略図です」

「従来の玄関が面しているのが、絵の下側の4m私道。これはうちも含め、このあたりの地主さんgが昔から土地を出し合っています。
『2項道路』に指定されていますから、道路が廃止されることはほぼ考えられません」

「『2項道路』?」

「従来からある『道』を『建築基準法上の道路』として指定してあるんです。このうち幅が4m以下のものを『42条2項道路』といいます。
これは私道でも『建築基準法上の道路』として扱われます。具体的には、建物を建てるときに道路の中心線から2m下がらなければいけません。
また所有者であっても、その道路によって、接道義務を満たしている、第三者の建築物の敷地がある場合は、廃止できません」

「うちの場合は裏に道がありますけど、大丈夫なんですか?」

「裏の道は『里道』です。こちらからもセットバックすることになると思いますが、幅が90センチしかなく、消防車なども入れませんから、この里道への接道を理由に、前の2項道路が廃止されることは考えにくいんです」

「それよりも問題は......」

と、うちの敷地内にある、軒と軒との間の通路が指されました。

「まだ市の図面しか見ていない段階で、確かなことは県に問い合わせないといけないのですが......この通路に『2項道路』のラインが引かれているのです」

「えっ。......と、いうことはこの通路からのセットバックしないといけないんですか!?」

それでは道路に面積を取られて、建物の建て方がかなり限定されてしまいます。
なんたること!

それにしても設計士さんは私ほどあせってないように見えますが......。


さて、前回の投稿で紹介した、占有面積13平米の極小賃貸。
これでキッチンもトイレも風呂も専用で、しかもセパレートという極小ぶり。お家賃は月に3万2千円。

そこで同じ3年もので標準的な物件は、
占有面積30平米前後、家賃は5万円台後半。

この二つを比較するとどうなるか。

極小賃貸の方が単純計算で戸数が倍とれるのでよく儲かるのだ!
設備機器の数=初期投資&メンテも増えるので、戸数が倍になるから、儲けが倍ってわけではないけれど、利回りは極小賃貸のほうがかなりよくなるはずだ(満室になればね)。

ひょっとして始めっからそういう割り切りだとしたら、スゴイ。

でもさ、居住空間が廊下とロフトって、やっぱりどうかと思うよ……
うちの当たりでは、街角のそちこちに賃貸情報誌がぶらさがってます。
駐車場のフェンス、電柱、歩道橋……。

そんな情報誌を見て、市況を考えるわけなんですが、こないだふと目にとまった物件。

「築3年 駅歩6分 デザイナーズ。 バストイレセパレート。 オール電化 家賃月額3万2千円」

しかもRCで、ロフトもついてます。

いくらうちのあたりが片イナカだからって、これは安い!
安すぎる。

事故物件?
と一瞬思いましたが、地元なのでそうであれば噂が流れてるはず。

よくよく広告を読みますと……

「面積:13平米」


セパレートで13平米ってことは……トイレとお風呂の面積を引くと……。
さらにキッチンと玄関の面積もいるわけで……。


そういや図面にベランダもないわ。

間取り図では、部屋の片側にキッチンと収納、向かい側に浴室とトイレが配置され、その間がお部屋。
お部屋というより

「廊下」

ロフトがなければ居住空間がない。

と、いうか、ロフトが居住空間ってどうよ。

それで安いのかぁ、と納得。
「家の鍵を失くしました」

と、いう電話がたまに入居者からあります。
ファミリーなら家族の帰りを待てばいいわけですが、ワンルームの場合。
外出中に落っことすと、もう入れない。

で、まぁ、入居者の費用負担で鍵を交換するのですが、

「めんどくさいので合鍵でいいです」

と言う人もいます。
そういう人には、退去時に敷金から交換費用を差し引かせてもらいます。


たまに、とはいえ、あることです。身分証を確認して鍵を渡し、

「気を付けてくださいね」

でおしまいです。


でもさ。
3回も4回も落っことすなよー!!(泣)


「帰省してたんで、よけいややこしくて」

って、そりゃそうかもしれへんけど!

さすがに今回は合鍵の作製費用も負担してもらいました。

DSC01428.JPG

入って驚いた。

キッチン奥の壁。レンガ状に見える部分である。

ここにはもともと、キッチンパネルが貼ってあった。
ガスコンロ置くんだから、当然耐火ボードである。

それが、どうやら割れたのかどうか。
ひび割れが見えないので、単なる模様替えかもしれぬ。

入居者がDIYで、レンガ柄のクロスを貼ってしまった!

色合わせは確かに素敵だけど!

あのぉ、耐火性が必要だって、......たぶん知らずにやってますよね??

2008 07 07_1474.JPG

とある賃貸マンションのエントランス横。

剣を片手に、鏡を差し上げる美しい女性のブロンズ像。

当サイトの写真館でも、賃貸エントランスのオブジェはいくつか紹介しているが、信楽焼のタヌキが圧倒多数を誇る中、泥中の蓮のごとき美しさで立っている。

実はこの物件は、とある古墳群のあたりにあり、この像は弥生時代の巫女だか女神だかをイメージしたものだそうな。

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。

さて、仕事はじめ早々、うちの物件が車上荒らしにあいました(>_<)
同じ人ばっかり被害にあって、これで3回目。
防犯カメラもつけてたのですが、死角を全部なくすのは無理ですもんね……orz

被害者からの依頼を受けてHDDレコーダーを現地で確認しますと、確かに犯人らしき人間と自動車が映っています。ただ、暗い中の犯行なので、人相までは……。

何回か被害にあってはるので、ご自分でも自動車に警報器をつけておられ、警報器の作動と、気づいて駐車場に向かう被害者の方も映ってます。
しかし、間に合わず。

ただ、前の道路を別の車が通行するたびに、犯人が懐中電灯を消しているのもわかりますので、防犯灯の増設を検討しようと思います。
(あぁもう、おカネがかかることばっかり! 許すまじ、車上荒らし)


警察に提出するため、HDDレコーダーを家に持ち帰り、TVに接続すると……

映らない……

どうやら、持ち帰る間に再生系統が故障したようです。まったく踏んだり蹴ったりです。
幸い、USBポートのあるレコーダーですので、PCから画像をCDに移すことができました。

証拠出せてよかった!
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管理人

ヨメに来たら賃貸住宅のお世話がくっついてきた! 大家の立場で賃貸裏話を発信中!

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