(2007年10月03日) 「大家さん読本」コラムに初出。原題「カギの交換について」
カギのローテーション。
しない方が望ましいが、厳しい経営状況の中、ローテーションを選択していることもある。
それでも一応、考えてやってるよ、という例として書いたもの。
以上、2008年12月11日付記。
入居申し込みの時に、「鍵交換お願いできますか」という、お問合せを受けることが増えてきました。昔は鍵交換といえば借主負担が当然でしたが、今は貸主負担に変わりつつありますね。地域によって濃淡もありますので、そのはざまで、「どうしようか」とお悩みの方も多いと思います。
うちではローテーションでの鍵交換を貸主負担でやってます。予備シリンダーをけっこうな数持ってますので、それとの交換。負担と言っても、普通の面付箱錠ですから、作業時間数分のみ。
自己管理している関係上、内見者案内用の鍵は現地メーターボックスに置いてますから、そのまま渡すのはやっぱり不用心にすぎますものね。
と、いうわけで、
「退去→案内用鍵に交換」
「入居→借主用鍵(前の入居者のものとは違うもの)に交換」
ということをやってます。
1本の鍵のライフサイクルは、新品仕入れ→入居者用鍵→案内用鍵→廃棄
となります。
防犯上は、毎回新品のものがよいのですが、今のところはこれで勘弁してもらい、それ以上のご要望は、ある程度借主にも負担をお願いしています。
毎回新品に換える場合は、リフォーム時に雑工事の中に入れてもらえば、比較的安くすみますが、それだと案内用の鍵を入居者に渡さざるをえません。案内用と入居用が同じだと、新しい鍵に換えた意味がありません。かと言って、入居決定後、鍵交換のみ頼むと人件費が高くつきますから、新品在庫をもっておいて、自分で交換が安くて安全だと思います。
借主に渡すのは、刻印の入った本鍵を2本(ファミリータイプの場合)。本鍵を渡すのは、もちろん刻印ナンバーを確認して、入退去時の受け渡しをするためなのですが、ちょっとそれで困った例をご紹介します。
借主は建築関係者のだったのですが、自分でつくったスペアのみで本鍵の返却がない。で、ナンバーを示して、
「この鍵返してほしいんですけど」
と言いますと、やおらナンバーをメモした借主。
数日後、新品のそのナンバーの鍵が届きました。
曰く、
「メーカーに作らせた」
......がっくりきました。
さて、このような悩みをかかえなくてよいような鍵も最近はあるのですが、それはまた防犯のお話を書く時に。

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