寮費を徴収する滞納法人

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法人社宅の追い出し裁判で、入居者と会う機会があった。
ちょっとした修理のついでである。


世間話の中で、彼は「寮費」を給料から天引きされていることが発覚。
しかも年々上がってゆくそうな。
不景気で会社も苦しいからな。でも俺も苦しい、と。


寮費を従業員から取る社宅は普通にあるよ。でもさ。
従業員から天引きしてる分だけでも、家賃払ってよ!!
へちるんじゃないーー!!(怒)



あの法人がもうちょっとマトモで、きちんと話ができれば、法人契約から個人契約に切り替えることもできるのだが。
マトモでない法人になってしまってるので、それができない。。。。。。
いや、彼の勤め先である法人の状況から考えて、個人契約切替は入居審査的にNGなのだが、いきなり執行催告になるよりは、法人からその話を出してもらって任意で退去したほうが、ホントは法人も彼も負担が少ないはずなんだ。


こうなったからには、滞納月数にあたる寮費だけでも、せめて彼に返還してほしいが、きっとそれはないだろう。
会社の所在地も知ってて、普通に営業してるのが見てとれるけど、そのうちにあそこもいろんな貼紙が舞うんだろーか。


控訴が棄却されたので、次は執行催告。
彼はまだそうなってることを知らない。
こちらからは、よぅ言わん。筋としておかしいので言わない。
でも、ひょっとして言ったほうがいいのかも、という迷いはある。


催告の日、どんな顔して彼に会えばいいんだか。
……会いますけどね。できるかぎり淡々と。



入居者の管理

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コメント(9)

寮費の件は、痛し痒しという感じですね。契約を基本で考えれば、会社以外との交渉はできずとは言え寮費は家賃未満でしょうから、貰えば既得権化して下手をすれば実質家賃値下げとなってしまう。件の法人契約では、居住者は連帯保証人になっていないのでしょうか? それならば、債権への一部繰り入れで、寮費を直接取り上げが可能と思います。 本人対会社も住めなくなると言い訳ができるし、相殺可能と思えます。(将来は給与未払いでもっと相殺になるかもしれないが、 それは会社の問題) 昨今 結んだ法人契約で、居住者を連帯保証人として求めたものがあったのですが、こうした事態を想定したのかもしれません。

 拝読致しました。 無意味に控訴してくる相手なんてスッキリ徹底的に戦えるんですが、間に罪のない居住者の方が、しかもお子様もいてとなると・・・・。>  催告の日、どんな顔して彼に会えばいいんだか。……会いますけどね。できるかぎり淡々と。 お気持ちお察しいたします。 居住者の方も、ひどい会社とはわかっても、今の情勢では会社が倒産するまでしがみ付いていないと後の就職も心配でしょう。 寮費をとっているなら家賃なんて会社のお金の流れの中ではたいした金額ではないのですから払おうと思えば払えるでしょうに、余程他の支払いがあって資金が回らないんですね。“お家騒動”なんかしている場合じゃないでしょうに。 でも、心を鬼にして明渡しを求めて新たに“まとも”な方に入居していただくのが一番です。滞納分も早く回収しないと危険ですね。

外資社員さん。>債権への一部繰り入れで、寮費を直接取り上げが可能と思います。手続き的にはそうなのですが、十中八九、無視されるでしょう。たとえ法的手続きのものであっても、です。相手方法人の登記事項の変遷、裁判時の準備書面の内容、ここにはもちろん書くことはできませんが、それはひどいものでした。もちろん入居者から直接寮費相当分を取り立てることも考えられますが、そうなっても法人は寮費を引いて給料を渡すでしょうから。>居住者を連帯保証人これはうちのあたりでは多いです。こういう事態というよりも、入居者負担の水道代や、最終的に入居者が負担する原状回復費用のからみ、および転職の想定と聞いております。加瀬さん。まったくもって、そのとおりです。遠方の物件で、うちの子と同じ小学校でないのが、ちょっと心の救いです。。。。。この法人も以前はマトモだったんですけれど……。

現場では、直接 本人から取るわけにもいかないのですね。武水さんなら、出来るならすでにやっているだろうとは思いつつ書いたのですが。会社間の場合には、もうビジネスをしないと判断すれば、かなり厳しいやり方が出来ますが、賃貸の場合には個別の賃借人に問題があろうが、他の住人への影響や消費者保護から、厳しい方法は難しいのでしょうね。法人契約だから、ドライにと考えたのはアサハカでした。

いつも拝見しております。とてもためになります。一つ教えてほしいのですが、立ち退き裁判にて弁護士に依頼すると、おいくらぐらいの費用(弁護士報酬等)がかかるのでしょうか?今回は、おいくらぐらいの費用になりそうですか?よろしくお願いいたします。

元町さん、はじめまして。弁護士報酬に関しては、http://www.nichibenren.or.jp/ja/attorneys_fee/をご覧になれば、おおよその料金体系がわかると思います。明渡事件ですと、裁判そのものに数十万(訴訟費用+弁護士報酬)、執行に数十万〜百万over(執行費用:裁判所に支払う執行費用が数万円、執行業者に支払う費用が数十万,弁護士費用数十万)ぐらいです。数十万の「数」が気になるところかとは思いますが、このあたりは訴額と、弁護士との付き合い(顧問契約の有無とかいろいろ)や、弁護士自身の考え、それから執行業者の場合は業務スタイルにもよります。裁判所に払う費用は法律で決まってますし、弁護士に相見積もりというのも難しいですよね。執行業者は通常、弁護士とつきあいのあるところになりますが、唯一相見積もりが可能な部分ですので、弁護士に頼んで、なるべくリーズナブルな業者にしてもらえたらいいと思います。もちろん、執行業者と普段の付き合いがあれば、弁護士に「うちとつきあいのあるこの業者が、執行業もやってますので、ココでお願いできませんか」もアリですが、あまりそういう付き合いはないと思います^^;明渡裁判をお安くすませる方法は本人訴訟で、手続き自体はそう難しくありません(手間はかかります)。管轄裁判所を選ぶ余地があれば、なるべく大きな裁判所を選んだほうが、裁判所が本人訴訟慣れしているかもしれません。これだと費用は、裁判に数万円、執行に数十万円で、弁護士依頼の半分以下で済むことは済みます。が、相手を見て本人訴訟でいけそうか否かは判断する必要があります。今回は、相手方の法人がどうもいろいろきな臭く、弁護士依頼としました。

早速に、ご回答いただきありがとうございます。大変参考になります。かなり、高額になりますね。何回か、明け渡し訴訟をされていると察しますが、やはり、毎回百万円以上かかっているということですね。さすがに、当方ビビリました。しっかりとした、入居審査をしないと本当に痛い目にあうのが分かりました。私は、弁護士とぜんぜん付き合ったことがなく、当然顧問契約みたいなものも、結んでいません。(管理会社との契約もありません)安い顧問契約の出来る弁護士を探したいと思っていますが、探す方法も分からないのが現状です。

元町さんうちはここ数年、問題なさそうな相手のときは本人訴訟でやってます。弁護士に頼むのは相手方がややこしそうなときや、回収の見込みの立ちそうなときです。今回は前者。顧問契約してても、まぁ普通に弁護士費用はかかります。一見さんよりは少々お安くしてもらえる程度でしょうか。顧問契約すると月々の顧問料もかかります。うちは昔の借地の関係の契約書のまき直しや借主の相続人捜索などでよくお世話になるので顧問の先生がいますが、あまり活躍の機会がないようでしたら、無理に顧問契約を結ぶこともないと思います。とはいえ、弁護士もいろんな先生がいはります。うまくいくかどうかは、費用よりも(費用はばらつきが少ないし)相性です。大家業にも同業者団体やセミナーがありますから、そういうのに参加しますと、いろんな先生に出会う機会がけっこうあります。そのあたりで探されてはいかがでしょうか。

再度ご回答ありがとうございます。早速、セミナーに出席してみたいと思います。今日の新聞に、無料のセミナーが出ていたので、きっかけとして、それから始めてみます。

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このブログ記事について

このページは、が2008年6月13日 00:30に書いたブログ記事です。

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