敷金についての最高裁判決から考える生命保険約款の有効性

| コメント(3) | トラックバック(0)
「■敷金についての最高裁判決から考える生命保険約款の有効性」というタイトルの記事が今日届いたバードレポートにありました。

以下、引用。
---------------------------------------------------
「生命保険会社の約款…内規はどこまで有効なのか」
http://boxi.jp/xfsection+article.articleid+140.htm

(中略)

約款には「会社の定める限
度」とか「会社の定める金額」なんていう定めがあります。こちら
はなおさら問題が多いはずです。そんなことまで契約者は合意して
いるのでしょうか。

(中略)
「約款」には書かれていないが「会社の定め」つなり内規にはち
ゃんと書かれているのでしょう。でもそんな「会社の定め」は契約
者に渡されていないし、説明もされていません。この最高裁判決の
考え方からいえばこれは無効と考えられるのではないでしょうか。
------------------------------------------------------
以上、引用終わり。


私が某所でグチグチ言ってたことなのですが、プロに言っていただけると痛快です^^

うちの母は持病があるので、生命保険はちょっと制約がつきます。
申し込み時にわかっていたので
「一般的にどういう制約がつく場合があるのか」
と聞いても一切答えてくれない。
「契約の細かいことを知りたいから、約款見せてくれ」
と言っても、契約後にしか渡せないという。


ちなみに、賃貸契約でも契約書は成立後でないと渡せないです。
これは「成立した合意事項を記載するのが契約書」だから。
でも、多くの場合、雛形はあるので、これは言えば見せてくれることが多いと思う。ただし雛形は雛形なので、契約書とは異なることになる場合もあります。

でも、普通保険約款は監督官庁の認可がいるので、見せられない=出来ていないわけがないのに見せてくれない。

これを問題視せずに、うちら賃貸業界ばかり槍玉にあげるのは、保険業界が護送船団だからやないの? とついかんぐってしまいたくなりますよ。
相手が零細なほうが攻撃しやすいもんな。
(もちろん、だまし討ち的な特約はいけないですが、情報誌やチラシに書いてあるレベルの特約=礼金とか敷き引きとかを、合意してなかったと言うのは堪忍してほしい)








トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.o-yasan.jp/mt/mt-tb.cgi/1015

コメント(3)

興味ある話題を有難うございます。内容を確認できないような保険約款の有効性は、難しいでしょうね。契約の観点から考えれば見せてもらえない内規をもって有効というのも、裁判所の観点からは通らないでしょう。これを習慣と言い切るには、あまりにも世間の感覚から離れているような気がします。>賃貸契約書確かに契約の証ですから、契約が終わるまで見せられないのは当然なのだと思います。 私の会社では雛形があるなら事前に確認、そこからの修正事項は、メモや議事録として記録して最終的に契約書に盛り込まれたかを確認して捺印が社内ルールです。この方法は、一般の賃貸契約でも出来るのだと思います。箇条書きにした条件や特約等を事前に提示して、相手にも確認して貰う。 共通部分は雛形などで提示。この方法ならば、重要事項説明として、改めて儀式を行わなくとも双方が納得できるのだと思います。とは言え、世の中には、こうした確認を面倒がる人が多いのも事実です。消費者側は勿論、貸す側でもそうした人が一部いる、または形式で良いと考えるのが色々なトラブルの一因なのだと思います。

外資社員さん、コメントありがとうございます。内規だらけでわかんないです、あの業界は。>雛形があるなら事前に確認、そこからの修正事項は、メモや議事録として記録これは非常にいいですよね。売買ではやってる方も多いと思います。でも、賃貸にはコンビニエンス性を求める傾向が非常に強いですので——いつかこのネタでしっかり文章を書こうと思うのですがなかなか——。>形式で良いと考える不動産業といい、保険業といい、金融業といい、重説が義務付けられてるところほど形式化してるような気がするのは、気のせいでしょうか……。賃貸では、特約内容が重説にあっても裁判でひっくりかえされるという、貸主側としては、重説の意義を疑う事体になっちゃってます。(直接には借主・買主の保護のためですが、契約の観点からすると、本来双方のためのモノですよね?)で、うちらのあたりの業者さんは説明を充実させるよりも、説明不要の契約にもっていこうとしています。手間をはぶけるように、はぶけるように、ですね。細かい条件付けはお客さん段階以前に、業者さん段階で嫌われます。コストパフォーマンス的にはもちろん正しいのですが……。んでもって、説明がいらんぐらいわかりやす契約を目指す、というのも決して悪いことではないのですが……。保険業や金融業の重説をみると、隣の芝生が青くみえちゃったりします。……あまりいい精神状態ではありませんね(苦笑)。ちなみに、損保では重説に加え、社内規定で「契約内容確認シート」なるものが登場しました。契約内容があってるか、契約者側がチェックする用紙です。「はい」「いいえ」式ですが、なんだかテストされてるような気分になります。

>重説の意義最近のフォームでは”乙(賃貸人)は、契約自由の原則に則り、ガイドラインとは異なった内容であるが下記の特約内容を理解し、契約を結ぶ”というような文言が増えてきたようです。ひっくり返されない為のキーワードは契約自由と、ガイドラインは説明済みなのだと思います。説明が要らないくらい判りやすい契約というのも一つの方向なのでしょうが、全てには適用できませんね。洋服の仕立てと同じで、出来合いでも安いものや、家具や電気器具までついた単身赴任物件や、仕立てや直し不要のものを好む人もいれば、好みに合わせて修正したい人もいます。人によれば、スケルトンで借りて自由に変えたいDIY派も最近は見かけるように思います。売り物が、ある特定の客層に限定できるのなら、説明が殆ど要らないという物件も可能なのかもしれません。その場合には、仲介さんが時分の客層かを見極められれば問題がないのかもしれません。

コメントする

管理人

ヨメに来たら賃貸住宅のお世話がくっついてきた! 大家の立場で賃貸裏話を発信中!

最近のコメント

Photo

  • 2011 04 30_0016.JPG
  • xy3qi.jpg
  • 80tqm.jpg
  • 67806296.jpg
  • ua1wv.jpg
  • driwf.jpg
  • 2010 10 10_9697.jpg
  • _S8O0642.jpg
  • 2010 10 10_9694.jpg
  • _S8O0096.jpg

このブログ記事について

このページは、が2007年4月27日 22:20に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「電話番号教えてください」です。

次のブログ記事は「連休の過ごし方」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。