2007年3月アーカイブ

京都に住まえば…

こないだ本屋で手に取った雑誌。
略して「キョースマ!」
この略し方にも笑ったが、淡交社の出版だったんで、もっぺん笑った。
だって、ノリがミーツ!なんだもの。

学生時代京都で過ごした(住んでたわけじゃないけど)ので、懐かしい地名がいっぱい!

記事の中からいくつかピックアップして、紹介と感想を。

葵学区。

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京都で葵学区といえば、「ええとこ」というのが、共通認識である。
(中略)
今ではブランド住宅街になっている北園町界隈も、昭和5年に区画整理されている。この時点ですでに界隈には百坪以上の区画が並んでいる。当時羽振りのよかった京都人が別宅を建て、移り住んだのではないか。
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芦屋・帝塚山ほど有名ではないが、昭和初期に開発された住宅地は、今でも高級住宅街のところが多い。「良い衆(ええし)=分限者」が郊外に別荘を持つことが流行った時代である。
関西各私鉄の初期の分譲地に多く、雛人形のコレクションで有名な、藤井寺の沢井邸もおそらくこの時期。
100坪以上の区画、中廊下式の木造2階建て。座敷・次の間を備え、広縁がその周りに巡らされる。1階・2階の両方に座敷があることも多く、2階座敷からは見晴らしがよい。必ず玄関付近に洋室(応接間)があるのも特徴である。これが当時の高級別荘の流行だったらしい。
箕面しかり、雲雀ケ丘しかり。北摂津および阪神間山麓の高級イメージはたぶんこの頃に始まるのだと思うし、近鉄沿線の中古住宅では「近鉄不動産分譲地」というのがウリになるのである。
私にはこの手の高級住宅地=私鉄の開発、というイメージがあるのだけれど、葵学区のこの成り立ちは知らなかったので新鮮だった。


町屋暮らしに関するいくつかの記事

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見るからに年季もの。とは言え、過剰に「和」を演出するでもなく、ほとんどの家具は以前、マンション暮らしの際に使っていたものをそのまま。奥の6畳間にはソファ、部屋の片隅にはMacもある。
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全然フツーやん(笑)。民家暮らしだから民具でそろえて、なんて生活してる人、私は見たことないよ!
うちのまわりも田舎やから、築80年、100年は珍しくないですが、普通に今の家具使って普通に調和してます。
と、いうか、そういう自然体でないと住み続けらんない。
民家で昔されたリフォームを今見て、エラクちぐはぐな印象を受けることがあります。なんでこんなフローリングなんよ!とか、このプリント合板の壁はないだろう!とか。
でも、施工当時はそんな印象はなかったんだと思います。そりゃ予算の都合でベストからベターになったものはあるでしょうけれど。
ちぐはぐな印象を持つのは、見る側の意識が変わったんだと思いますよ。
住みながら住み心地に合わせて手を入れていく。それが住居だと思うんで、住んだ歴史のパッチワークになるのは当たり前だと思うし、自分もパッチワークをして次の人に渡せるのは幸せだと思うのです。
よく建築家が家族構成に合わせた提案をしますが(頼む側も「自分たちのために」感があるので嬉しいですけど)、家の寿命は家族の寿命より長いですよね。
建築関係の本で
「誰にでも合う、は誰にも合わない」
という言葉をみかけましたが、合わない部分を埋めていくのが生活の楽しみな気もしますよ。
と、ゆーわけで新築信仰もいいけど、住み継いでいくのもいいものですよ。


で、この雑誌を読んで一番思ったこと。
町家の記事で。

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大家の山本さんも実は将来、ここに住みたいと考えている
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京阪神に職場があるなら、今すぐ住め!
十分通える!  
たまぁに、「建替えのあいだ、3−4カ月間借りたい」というお客さんがいらっしゃいます。

うちら家主にとっては、あんまり歓迎しないパターンです。

短期間の入居でも、今のことですから、畳の表替とハウスクリーニングはせんならんし(それだけで1カ月分以上の収入がとぶ。うちらのあたりの相場はその程度)。
クッションフロアはへこむし。
短期間しかいないから、と、いろいろ値切られるし。

さらに仲介業者さんに広告料なしで、ってわけにもいきませんし。

とやこういっても、そういう需要は少ないながらも絶対あるわけで、うちでは嫌がらずに受けてます。
家賃は通常どおり、解約引(礼金)は入居期間と部屋の仕様、予想される改装費用から逆算して、通常よりも低く設定。
業者さんには広告料を負けてもらってます。
だって、3カ月の入居で1カ月の広告料払うと、なにやってんだかわかんない!(うちのあたりは広告料1カ月が慣習)
業者さんも心得ていてくれはって、「広告料はいくらいただけますか?」と聞いてくれはります。
短期のお客さんは受けるところが少ないだけに、手間も通常以上だろうに、ありがたいことです。
建築業者系の仲介業者さんなら、まぁ建築顧客に対するケアでしょうから、そんなに思いませんが、仲介だけなのに少ない報酬で探してくれるんですから、頭が下がります。

ところがこないだ、うっかりーー私も業者さんもーー広告料の件を打合せを忘れたまま、借主さんとの契約を進めてしまい、双方で大あわてしました。
「広告料1カ月分でなんとかなりませんか。規定なもんですから……」
「いや、それはちょっとこっちも辛いんで……」
しかし今さら借主さんに
「仲介料で業者と家主が折り合えなかったので、この話はなかったことに……」
なんて言えないので、結局双方で折れあって落ち着きました。

最後に業者さんの担当者曰く、
「あらかじめ言ってくれはったら、礼金にオンしてご案内しますので……」


ーー礼金オンかい (汗)
わりと大きい業者さんなので、規定(広告料1カ月)の融通がきかないそうですよ。……なんだかなぁ。
この前みせてもらったリフォームの続きです。
内装がすべてはがされ、今はスケルトン状態。

前の写真の台所流しは、こんな状態です。



黒い管のついているのが水、白いホースのついてるのがお湯です。
何故か二つ……。

実は、一対は前の位置のもの。出口は塞いでしまいます。
左側の一対の場所に新しい蛇口が着きます。
水漏れの連絡がありました。
キッチンの流しの下の排水ホースからとのことです。
流しの排水口とホースの継ぎ目のパッキン交換で、簡単になおります。
本音をいえば、パッキン交換ぐらい自分でやってほしいなぁ、と思わないでもないのですが、そこはそれ、賃貸でも顔の見えるサービスってのは大事ですから、交換に行くことにしました。
DIYで十二分にできますし、パッキンなんて100円程度ですもの。(水道屋さんに頼むと、職人さんが一人動くのですから、当然数千円します)

この物件でやるのは初めてですから、念のため空き部屋で予習。
よし、この部分をはずして、パッキンのサイズをチェックして。
この大きさのリングでOKね。
そんじゃ元通りに戻して、水を流して漏れがないかチェック……っと。

あれ。
漏れてるよ。
さっきまで漏れてなかったのに。
……とどめさしちゃったか……。

古いパッキンはゴムが劣化してます。
上から締め付けた状態では、なんとか踏ん張ってくれてても、一度緩めると弾性がなくなっているので、もはやわやです。

こっちの部屋も交換しなきゃならなくなりました。
とほほ……。
いろんな案内文でカードを作って、POPを作っている。

「入居決定後、畳表替します」
——だって、先にしとくと、日焼けして「古い畳だ!」っていわれるんだもん。そのままでもある程度見栄えのいい部屋ではこうしてます。畳入れるときにホコリがたつって言われることもあるけれど……。


「入居決定後、新品のエアコンに交換します」
——だってだって、前の空き室は2年近く空いてたんだもん! 取りかえても新しいまま古びていくのは悲しいぞ……。見栄え悪いけど……。良し悪しなんだけど……。


「このエアコンは設備ではありません」
——前の人が置いてったのさ。でも、いちいち面倒なので、最近はそれでも「設備」扱いにすることが多い。


「TVモニターホンです。スイッチを入れてお試しください」
——こーゆーのもいいかも、と。


「この部屋の床の材質は○○です」
——この後に、なんでこの床材なのかのウンチクを書いてみる。……ごくフツーの床材なのに、ウンチクが着くとなぜか偉そうに見えるから不思議。筆からでまかせ……(嘘八百じゃなくて、理由が後付けって意味)。


作ってると楽しいので、量産したくなるんだけれど、内見に来てくれないと屁の突っ張りにもならん。

業者さーん、お願いしまーす!!


あ。リスペクト賞とやらを頂戴いたしました。
おんぶにだっこでなにやら図々しい気も。
ともあれありがとうございます。
昨日お話してた、「改装前」の台所写真です。
まだお片づけ中なのを、ご好意で撮影させていただきました。



と、いふわけで今日は金曜日にとった写真の整理をせっせとやってました。

同業者の勉強会つながりで、リフォーム見学会がありました。
一度スケルトン状態に戻してのフルリフォームで、施工前、スケルトン、施工後の3回見せていただけます。
スケルトンが見られる機会なんて、なかなかありません。

昨日は施工前の状態を見せていただきました。
30年前の物件新築当時からお住まいだった部屋、ということで、30年前の流行がとてもよくわかります。

あっ、懐かしい!
私の実家もこんな部屋あったよ!

みたいな感じです。
写真もいっぱい撮らせていただきました。
のちほど一部ご紹介しますね。

詳しいレポートは、本家サイト「大家さんのひとりごと」にて掲載する予定です^^

よし、これで3ヶ月ほどネタに困らないわ(笑)

新車

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1週間間があきました^^;

ここしばらくちょっと鬱々していたので、どーしてもやらないかんことだけをやって、フテ寝をしておりました。

するととんでもなく忙しい一日になっちゃいました。
フテ寝してるのがいけないんですがね。

借地の賃料滞納者との交渉→退去立会→幼稚園懇談→修正申告書提出に税務署のハシゴ。

……くたびれました。
でもバイクの新車が来たおかげで鬱々はふっとびましたよ!
ホンダのPS250です。15年使っていたセローから買い換えました。
これでリアに肥料載せられるぜ!
で、ホームセンターで荷台に載せるコンテナ買ってきました。RV-BOX800です。
現地事務所で使ってるニュースギアは、コンテナをはずすことがないので結束バンドで荷台に固定してますが、PS250の方は、肥料積載や二人乗り時を考え、コンテナの脱着が楽になるよう、荷締バンドを利用する予定です。
確定申告すんで時間できたら加工しようっと。
ホントはこれでマニュアル車だったら最高なんですが。

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