遺品整理屋は見た!

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実家の母が
「こんなんあったで」
と貸してくれました。さすがわが母。


キーパーズ社長の吉田太一さんが、ご自分のブログを書籍化されたものです。


数年前に「大家さんのひとりごと」を読んでいただきまして、お声をかけていただき、孤独死事件のページにリンクを貼らせていただきました。
実は店舗も実家の近くにあったりしました。


ただそれだけのことなんですが、なんだか身近な方が本を出さはったような気分がして、ちょっと頬が緩んでます。


さて、センセーショナルな題名ですが、中身は穏やかです。
穏やか、というのも変かな。
孤独死、自殺、殺人等いわゆる変死、ゴミに蛆虫死臭のオンパレードですから。
読みながら昼ごはんをパクついていた、私も私ですが。


それでも読んで面白いですし、読後感は

「いい人情話を読ましてもらった」

なんですね。
著者のお人柄と、亡くなった方への優しい視線があるからでしょう。
遺品整理という仕事は、広い意味で「最期を看取る」行為なのだと思いました。
この会社の登録商標にもなってますが、「天国へのお引越し」のお手伝い、とはうまく表現したものです(この由来となったエピソードも収録されています)。



著者のインタビューがYahoo!扶桑社に掲載されてます。



遺品整理屋は見た!
遺品整理屋は見た!吉田 太一

おすすめ平均
stars田舎の母に電話でもしよう
stars最期の様を考えさせられる
stars死の後の現実
stars考えさせられる
starsちょっとショックな読後感、救いは著者の誠実さ

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扶桑社(出版社)の、本書の担当の方から、読んでもらえないかということで、お贈りいただいた一冊です。別にこうして記事にする義務はまったくないらしいのですが、衝撃的な内容で、大いに考えさせられましたので、取り上げたいと思います。 筆者の吉田氏は、“遺品の整理” ということを生業にしていらっしゃいます。人は家族に看取られ、普通に亡くなれば、別に問題はありません。仮に遺産相続でもめたとしても、弁護士なり裁判所で、遺品に関してそれなりの結論が出ます。 問題となるのは、たとえば身寄りのない独居老人が亡くなったり、一人暮らしの人が自殺してしまったり、あるいは殺人事件で同居の家族が逮捕されてしまったりした場合です。しかも、それが賃貸の物件で起これば、それこそ、貸主(大家)は困り果ててしまいます。 実際にそういうできごとが頻発しているそうで、だからこそ、筆者の仕事が成り立つわけですね。しかしながら、その遺品整理という仕事は、引越しの後片付けとはわけが違います。整理と言っても、そこは殺人現場であったり、死後かなりの時間がたっていたりする場所です。 想像を絶する現場に日々出くわし、興奮している遺族や、逆に、かかわりたくないと冷淡な関係者を相手にしなければなりません。筆者はビジネスとはいえ、そこで故人の人生を思い、人間というものの割り切れなさを嘆かざるを得ません。筆者が、実際に扱った46の壮絶な現場や、故人や遺品整理の状況が紹介された一冊です。 *■■■■■■ ここからは、グロテスクというか、死体現場に関する内容ですので、苦手な方は、次の■■■■■■ まで飛ばして下さいね。 よくニュースなどで死体が発見されたきっかけが、“死臭” であったと報じられます。私は死臭を知りませんが、本書を読みますと、腐乱した死体の臭いというのが大問題なようです。周りの住民からは苦情の嵐、大家は途方にくれるという場面が何度も出てきます。 また、夏場だと、部屋から廊下にまで、うじ虫がわいてしまうこともあれば、部屋中がゴキブリの巣と化して、壁一面にはりついているなどという、ホラー映画まがいの話まで出てきます。 死を前に投げやりになって、動けなくなってしまったのか、いわゆるゴミ屋敷と化している状況も珍しくなく、その中で遺品を整理するわけですから、作業員は相当な覚悟が必要だと、容易に想像できます。 それが、殺人現場で 続きを読む

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このページは、が2006年12月13日 22:44に書いたブログ記事です。

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