2006年12月アーカイブ

大正生まれ、この業界の大先輩にお会いする機会があったので、いつごろから敷引があるのか聞いてみました。
本業はほかにお持ちの方でございます。

「古いのは、そもそも敷金がドウなのかさえわからんな〜」

↑このお方の「古い」はソレコソ明治とかうっかりするとソレ以前からの借家契約だったりします(^^;
そら、わからんわ。


「敷引ねぇ。戦後まもなくぐらいじゃないかねぇ。みんなイロイロ遣り方を考えた中で出て来たんやろなぁ」

↑と、いう印象らしいです。


現在の敷引分布(阪神、和歌山、四国・中国・九州の一部。東海も一部でありとの情報も)から考えると、かなり広汎に自然発生したのかな……??? それともどこかでやり始めたのが広がったか。
礼金の発生経緯も同様な推測を読んだことがあります。
どっちも方言の研究みたいに整理すると、分布が同心円になるとわかりやすいのですが、そうでもないしなー。うーーーん。

とりあえず聞いたことを忘れないうちにメモってことで!
退去立会い。
鍵を返してもらって、唖然。


「工事用キー」って書いてある (≧◇≦)エーーー!


この方が借りてくれはったのは、ちょうど義父が事故で亡くなった頃。
混乱のため、仮渡ししたものが、互いにそのまま放置したと思われます。


工事用キーは、工事期間中の仮の鍵です。
本鍵を一度でもさすと、使えなくなります。
なぜか本鍵をさした形跡があり、ツーロックのうち一つは返してもらった鍵が使えない。
でも本鍵は義父があの世に持っていってしまったようで、われわれは見たことがないのですが……。

言ってくれたら、シリンダー交換をこちらでしたパターンですが、借主さんも退去時まで気づかなかったor気にしなかったんだろーか。

あー、びっくりした。


「風呂場の電気がつかないんです」
と、いう電話がかかってきた。

「電球替えてもつかないですか?」
聞くと一瞬の沈黙。
「替えて付かなかったら、器具の故障と思うんで、そしたらもっぺん電話くれはります?」
居室内の電球や電池の交換は借主さんのご負担です。いちいちそんなんでお互いアポ取るのも大変やし。

「……あの……。替え方わかりません……」

別になんのことはない。
単にセードを回して取るだけなんですが。
電話で説明してもよくわからないらしい。


「……わかりました。行きます……」
晩ゴハン作ってたんだけど、義母にバトンタッチ。
見といてもらって、次からは自分でやってくださいね、と。


「費用お支払いします」
という言葉が、なんだかとても嬉しかったので、サービスにしました。
すごくかわいい女の子やったし(^^)!  (ちなみに学生マンション)


「この電球ってそこらで売ってますか?」
「電気屋さんでもコンビニでも売ってますよー」
あぁ、なんて初々しいんだ!!!






六麓荘

| コメント(2) | トラックバック(0)
新築を400平米以上に制限。
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/K2006120400361.html
なかなか思い切ったことをします、芦屋市。


街づくりを住民が、という意味では六麓荘は長い歴史があって、電線も地面の下通ってるし、町内自前の水源地もあった(今は使ってないらしい。が、阪神大震災の時は活躍したそうだ)。


この辺りには縁があって、よく知ってます。
井本さんのお話
「成金風の家もなく、歩いていてもよい気持ちにさせてくれる町でした。」
まさにそんな町でした。

今は成金風の家が、なんてことはないですが、高級住宅博覧会みたいな感じになっちゃいました。昔と違って屋敷森をあんまり作らないんで、建物がよく見えるんですね。昔は庭に木があって、建物はあんまり見えなかったような気がします。


私の知人は、おそらく町内では最古参ですが(戦前から住んでる)、
「50年以上住んでるのはウチともう1戸ぐらい」
とのこと。
50年後には……いったい何軒が建て換わるんでしょう……。
ちょっとフクザツ。


そういや六麓荘のちょっと下に、戸建の賃貸が何戸か並んでいるのを見つけました。
知人に聞くと、主に外国人向けの賃貸だそうで……。
今度その辺りに行く機会があれば、そっと偵察に行きたいものです。
……アヤシイかな。


阪神間モダニズム—六甲山麓に花開いた文化、明治末期‐昭和15年の軌跡


ついでにその知人から聞いた昔の六麓荘の話。


山の上でバス便しかない、店もないので、生活はけっこう不便。
当時は芦屋の浜でまだ漁がが行われていたので、


「鰯のとれとれーっ」


と呼びながら荷車を引いて魚を売りに来てたとか。


まだ自動車が普及してなかったころ、どこからかローラースケートを入手したご主人。
バス待つ時間がバカにならない、とローラースケートで坂を走り降りていた、とか。
でもその頃にローラースケートなんて、どこで手に入れたんだろう……。
お問合せの電話がかかってきました。

「——オーナーさん、あの物件いつからいけますかね?
——即入ですので、いつでもいいですよー。

「えらい気にいってくれはったお客さんがいらっしゃいまして。今日からいけますか?」
——今日????

「はい。今日です」
——いや。部屋そのものはOKですけど。今、夕方ですよ?(銀行しまってます >_<)

「そうですねー」
——今から申込書頂戴して、審査して、それでOKだとして、保証人さんの意思確認もこっちでして、決済金を今日いただけるんですか????

「じゃ、明日ならOKですかねー?」
——…………そりゃ、手続き上の問題だけなんで、全部ソレができるなら、かまわないですけど……。

「わかりました! じゃ、お客さんにそうお伝えします!」
——はぁ、それでは申込書お待ちします。……どーぞよろしく……。


あまりのせわしなさに、ありがたさを通り越して、あきれてしまいました……。

そして申込書は来なかった。

やっぱりこういうオチか。
だいたい、やたら急がされるのはロクでもないことが多いからなー。

物件にお住まいの人から、駐車場に無断駐車の連絡。曰く、
「工事の人の車両らしきものが数台とまってるんですけど、何か聞いてはりますかー?」
と。

見に行くと、お向かいの家でお葬式の準備してました。
で、準備のための軽トラが数台置いてあったです。

と、いうわけで結論。
「どうぞお使いください。フロントガラスのところに連絡先とかだけ置いといてくださいね」
こういうときはお互いさまであります。

ただ、確かに見ればわかる。どの家の用事で駐車してるのか見ればわかるんですが。
地の人なら、そのお家に
「すんません、車出したいんで」
と言いにもいけるし、弔問もできますが、ヨソから来た人は、なかなかそうはいかないんで。
やっぱ、こういうときはフロントガラスのトコに一枚、
「何の用事で、移動してほしいときはどこに連絡すればいいか」
書いた紙を置いといてほしいのです。
そうすれば
「あぁ、言っていいんやな」
と気楽になれます。気楽になれれば、余分に互いの気持ちを逆なでしなくてすみますし。

ご遺族の方々、お願いすると快く了承してくださいました。
はい。ホントお互いさまです。
気持ちのバリアフリーって大事。




この間のコピー機は無事に引き取られ、BROTHER カラーレーザーデジタル複合機 を設置しました。
普段お片づけや掃除をあまりしない人間なので、
「週末はお片づけと畑仕事の日! ほかの仕事はしないぞ!」
と自分に言い聞かせている今日この頃です。
今度の設置した複合機は、ちょっと大きいとはいえ、机に乗るサイズ。今までのと比べればかなり小型なので、事務所もついでに大幅に模様がえです。
せっせとPCの位置を移動し、複合機をネットワークにつなぎ、電話線もつなぎ。
空き室情報を送る業者さんのFAX番号を登録。


今まで使ってたスキャナとプリンタはお嫁入り(下取り)に出すことにしました。


BROTHER カラーレーザーデジタル複合機 マルチファンクションセンターMFC-9420CN

机の位置から動かすために、下に広げていた資料やなんやかやを掘り出すと……。
出てくるわ、出てくるわ。……趣味の本ばっかし(苦笑)。
私はこんなに溜め込んでいたのかーーー(^^;

複合機を導入したおかげで機械が減り、かなりすっきりした事務所になりそうです。
……私が散らかさなければ!


11月30日の産経新聞。
京都の公営住宅でスゴイ滞納の記事。
滞納額トータル8億7400万円

http://www.sankei-kansai.com/01_syakai/sya113004.htm

最長30年1ヶ月!(@o@)
さすがにこの人は追い出されたらしい。
……30年も置いとくなよ……。

>巨額の滞納が累積した背景には、滞納額のごく一部でも指定された期日までに納めれば、「滞納が減っており、支払う意思がある」との市の判断がある。

これはちょっとわかる。ウチも滞納者の追い出しは何度かしているけれど、滞納額が多くなるのは
「ちょっとずつ払うけど、足りない分が累積していく人」
だったりする。


>家賃は部屋の大小や新旧、入居者の収入などによって決まり、数千円から10万円を超えるものまである。

公営住宅って、
「住宅に困窮する低額所得者を対象に低廉な家賃で府民に賃貸するため建設された住宅」
http://www.pref.kyoto.jp/koho/guide/qa/0191.html
なのに、10万円超の家賃のもあるんだ!
月10万円出せれば、民間賃貸に入れると思うんやけどなー。収入よりも属性の関係で探すのが大変なら、わからんでもないけれど。
ちょっとびっくり。

でも、滞納で追い出された人は、身内に身を寄せるか、ウチとこみたいな民間のを借りなあかんわけで。
どうするんだろう、とちょっと心配になったりはする。公営で滞納する人はどこに住めばいいんだろうね。

ちなみに生活保護世帯を歓迎する家主はけっこういます。
家賃の支払い原資としては固いですので……。





前の10件 1  2  3  4

管理人

ヨメに来たら賃貸住宅のお世話がくっついてきた! 大家の立場で賃貸裏話を発信中!

最近のコメント

このアーカイブについて

このページには、2006年12月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2006年11月です。

次のアーカイブは2007年1月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。